柳宗理 清酒グラス :D

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柳宗理 清酒グラス :D

1976年に日本酒造組合中央会からの依頼により柳宗理がデザインしたもの。
日本酒用の盃を思わせる形に落とし込むまでに約2年が費やされたと言われている。

製造は佐々木硝子(現:東洋佐々木ガラス)。

「清酒グラスのデザインについて 柳宗理 」

日本酒造組合中央会の依頼により”清酒グラス”をデザインするに当って、
一番心掛けたのは、日本酒のための盃、というイメージの表現である。
特にガラス製品の場合は、ワイングラスと違い、誰が見ても、
これは日本酒のためのグラスだという、明瞭な識別をもたせることが必要だ。
日本的で、シンプルで、しかも新鮮な感じ、勿論、使い易さなど、
色々な必要条件の下に約二年苦労して、出来上がったのがこの盃である。
出来るだけ早く、多くの人々に親しまれ、広く愛用されれば、幸いこの上もない。